スーパーでパートやアルバイトで勤務を始めると、初日に従業員の方の前で挨拶(自己紹介)やスピーチをする機会があるのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、私の場合、まったく自己紹介やスピーチの場面はありませんでした。この記事では私の体験で恐縮ですが、勤務初日の出勤から実際の勤務まで流れをご紹介してまいります。
勤務初日は緊張もあってかかなり疲れがありました。ですが、これからスーパーマーケットでパートやアルバイトをされる方には、これまでスーパーの仕事に携わったことがなくても「全然なんとかなるよ」ということをお伝えしたいです。
バックヤードに隣接している従業員通用口より店舗に入る。
採用が決まった後に案内を受けていたバックヤードにある従業員通用口より店舗に入る。採用が決まると担当の方から「出勤する時は◯◯(従業員通用口など社内で決められた場所)から入ってきて下さい。」などと説明があるはずだ。
自宅を出てから勤務先の従業員用の駐車場に到着するまで、「今日はこれからどうなることやら」とかなり緊張や不安があった。要はこれから起こることが分からないことからきている緊張や不安なのだと思う。
参考記事:パートに久々に行く時や初出勤の緊張・不安|先行き不透明が要因
通用口で会った方に挨拶。私の場合、その方には今日から勤務をする旨などは特段伝えなかった。その後控室・ロッカーにて、採用決定後に事前に渡されていたユニホームに着替える。控室・ロッカーで会った方へ今日からパートとして勤務する旨を伝える。
参考記事:スーパーのバイト|ユニホームへの着替えはロッカーや更衣室で行う
勤務初日の通勤の際は、通用口やバックヤードで会った方はよく分からない方であっても軽く会釈をしたり、「おはようございます。」などの挨拶をしておいたほうがよいだろう。通用口やバックヤードで会った方があなたの直属の上司や先輩という可能性も十分考えられる。
事務所へ行き挨拶
ユニホームに着替え終わると、勤怠管理(出勤のデータ入力)のため事務所へ。店長と面接を担当された方、事務の方へ挨拶。「今日から勤務の旨」と「よろしくお願いしますの旨」を伝える。面接を担当された方から、品出しの作業はまず売り場のどこに何があるのか配置を覚えることが重要な旨、伝えられる。
参考記事:スーパーのパートバイトの面接や筆記試験|何を聞かれる?何をする?
その後事務の方より同じ部署の方を紹介してもらい、その方と挨拶。
ミーティングなどがあって、その際に従業員の方の前で挨拶や自己紹介をする機会があるかもしれないと思って心づもりをしてたが、そういった機会はまったくなかった。店舗が開店しすでに営業中で各人が忙しく作業中のためそういった機会はなかったのだろう。
もし仮に従業員の前で挨拶をする機会があったとしても「○○(自分の名前)です。今日からよろしくお願いします。」程度のもので十分はなずだ。
接客用語の発声練習をした
同じ部署の方の紹介を受けた後は、部署内の1人の方とバックヤード内にある接客用語の一覧表が掲示されている前に行き、接客用語の確認を行う。続けて接客用語について一通り発声を行った。接客用語とは「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」といった売り場内やレジ、サービスカウンターなどで接客の際に使用する言葉のことだ。
参考記事:スーパーの接客|接客の基本用語を押さえる
各部署へ挨拶回り
先輩より品出しを担当する売り場の案内を兼ねて店内へ。売り場の配置の簡単な説明を受ける。その後、惣菜部門や生鮮部門、青果部門のフロアへ行き、各フロアで作業をしていた方へ挨拶。各部門のフロア内では仕事をしている人が見受けられた。
ちなみに他部門の人達とは、休憩時間が一緒になることもある。
参考記事:パートやバイト先で仕事を教えてくる人|他部門の人の話は参考程度に
実際に他部門へ挨拶回りをすることになったら、会釈をするなり、「よろしくお願いします。」などと軽く挨拶をしておくのがよいだろう。
その後先輩より品出し作業について簡単なレクチャーを受ける。
参考記事:スーパー品出し補充の基本的なやり方やコツ
参考記事:スーパーの品出し|力仕事・重労働となりきつい時もある
品出し作業を開始
先輩より品出し作業について簡単なレクチャーを受けた後、数点の商品について自分で品出し作業を行う。事前に用意していたメモ用紙に品出し作業をやりながら、作業の進め方・やり方についてメモをしていくが、すべてを完璧にメモすることは難しかった。ポイントとなるところをメモするようにしたが、抜け落ちているところがかなりあった。メモが不足していた点については、翌日再度質問をして書き加えるようにしていった。また作業をしながら気づいた点をメモに書き加えていった。
品出しが完成した状態について先輩よりチェックを受ける。その後従業員休憩室やバックヤードにある商品の配置について案内を受ける。
参考記事:スーパーで品出しを最初に覚える理由|後の発注業務につながるため
終了後、再度品出し作業を開始。店内で品出し作業中、来店したお客さんから「◯◯(商品名)はどこにありますか?」と質問を繰り返し受けることになった。当然ながら商品の場所を把握していない。自分で店内にある商品配置の案内パネルを頼りに探してみる。商品を発見できたものもあるが、発見できない商品は先輩を探して聞くことになった。先輩を探して商品の場所を尋ねることで解決することができた。
実際に業務が始まっていくとメモを取る場面がかなりあり、慌ただしい時間が続いていくことになった。覚えなければならないことがたくさんあると感じた。
休憩時間
ある程度品出し作業をした後、休憩に入るよう指示を受ける。控室・ロッカーでユニホームから着替えて店内で缶コーヒーとパンを購入。休憩室で軽く食事。テレビをつけながら食事をとった。
参考記事:スーパーのパート・バイトの休憩時間|何をしている?
緊張もあり休憩時間なのだが、あまり休憩になったとは言えなかった。休憩中に他部署の方が休憩のため休憩室に。「お疲れ様です。」と挨拶。
その後は、勤務終了時まで品出し作業
休憩終了後は、勤務終了時まで品出し作業をすることになった。品出しをしようにも商品を陳列している場所が分からず探すのに苦労することになった。品出し作業については、商品を陳列している場所をとにかく早く覚える必要があると感じた1日であった。
参考記事:スーパーのパート・バイト|向いている人・向いていない人
勤務終了間際に事務所へ入り、先輩から業務日誌の記入について教わる。終了時間になると事務所内のパソコンに退勤のデータ入力を行って勤務終了となった。
帰宅後は品出しをして普段使わない筋肉を使ったためか、腕や腰が若干痛かったのを今でも覚えている。