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この記事では、私がスーパーのパート求人募集へ応募し、筆記試験や面接を受けた際の体験を紹介しています。内容はハローワークから紹介状をもらい、グロサリー担当として品出しや売り場管理を行うパート求人への応募です。レジ担当や日配担当の求人募集への応募の場合でも参考となる点があるはずです。
参考記事:スーパー品出し補充の基本的なやり方やコツ
このページを訪れた方は、スーパーマーケットの仕事への求人応募(パートタイマーやアルバイト)を検討しているか、既に求人募集へ応募しこれから面接や筆記試験などを控えているため何らかの情報を得たり、対策をしておきたい方だと予測します。
求人応募を検討されている方やこれから面接や筆記試験を控えている方は、この記事内にお役に立てる情報があるはずですので是非ご参照ください。
面接の際に持参したもの 履歴書や紹介状、筆記用具など
面接の際に準備して持っていたものは、①履歴書 ②ハローワークからの紹介状 ③鉛筆やボールペン、消しゴムなどの筆記用具 ④メモ帳を持って行きました。ビジネスバッグに入れて持って行きました。
※スーパーの店内に掲示している求人募集の案内やアルバイト情報誌・サイトを見て直接応募する場合は、ハローワークの紹介状は必要ありません。
面接と筆記試験の場所は従業員の休憩室 どこから入っていった?
筆記試験と面接は従業員の休憩室で行われました。午後2時に店内のサービスカウンターへ来るよう事前に電話で連絡がきていたので、5分程前にサービスカウンターへ行き、サービスカウンターにいた方へ求人の面接に来た旨を伝えました。すると男性の方(のちに店長だと分かる)がサービスカウンターに来て、店内を通ってバックヤードへ入り、休憩室へ案内されました。
事前に電話で連絡がくるので、お客さんの出入りする店舗の入口から入っていけばいいのか、あるいは裏口にある従業員通用口から入っていけばいいのか悩む必要はないと思います。
これまでスーパーやコンビニで勤務をしたことのない方は、バックヤードに入ると什器や商品を積載して運ぶキャスター付きのカートや2段式台車がたくさんあったり、ケース(ダンボール)に梱包された商品がこれまで見たことのないくらいの数があり驚かれるかもしれません。
参考記事:スーパーでの品出しの仕事|台車やカート使用時の注意点
筆記試験は計算問題と適性検査
筆記試験は計算問題と適性検査が行われました。計算問題はA4サイズ数枚に記載された2ケタや3ケタの足し算や引き算を決められた時間の中でできる限り多く解いていくというものです。当然電卓やそろばんは使えず暗算となります。計算問題はスピードを意識してできる限り多くの問題を解答するようにしました。
適正検査は問いに対して、5つの選択肢の中から自分の考えや普段行う行動に最も近いものを選ぶというものです。問いはいくつもあり、決められた時間の中で自分に合っている選択肢を選んでいきます。マークシート方式の適性検査でした。
先程も紹介しましたが、面接と筆記試験は従業員の休憩室で行いました。休憩時間中の従業員の方もいてメチャクチャやりづらかったのを覚えています。計算問題や適性検査をしているすぐ隣のテーブルで休憩をしている従業員の方が食べ物を食べたり、飲み物を飲んでいるという状況でした。
これから求人の面接を受けられる方も同じような環境で試験を受ける可能性が考えられます。
筆記試験の前に簡単なアンケートを行い、アンケート用紙に記入しました。同居している家族構成や通勤方法、希望するユニホームのサイズ、1日どのくらいの時間勤務できるか、週何日くらい勤務できるか、土曜日や日曜日、祝日は勤務できるか、お盆や年末といった繁忙期は勤務できるかといった内容のものです。
服装や身だしなみ 清潔感が大事
ハローワークの担当者から例え正社員ではなくパートへの求人応募でも面接のときはスーツで行くよう指示を受けていました。そのため服装については特段迷うことなくスーツを着用し、中は白のワイシャツにネクタイを締めて行きました。
私が実際に勤務を開始した後、他の応募者も面接に来ていました。他の応募者は普段着とスニーカーで面接に来て後日採用となり働いています。そのためスーツの着用は必須ではありません。それでも何を着たらよいのか迷われるのでしたらスーツでOKです。
スラックスの他、黒やグレー、茶系のチノパンに上は白や青系の襟の付いたシャツなどある程度清潔感のある服装で面接に行った方がよいです。
スーパーマーケットでは人の口の中に入る食品を取り扱っていることもあり、そこで商品を手にとって品出しなどの作業をする従業員の方の清潔感はかなり重要となります。また来店したお客さんと対面でやりとりする場面も多く、働く従業員の様子は意外と注目されています。その点を踏まえますと求人面接の際は、第三者が不快に思うような服装や身だしなみは控えたほうがよいです。
特に店舗に入ってすぐ目に入るのは青果部門と日配部門の担当者です。理由としては、青果部門は店舗に入ってすぐのところに売り場が配置されている、そして青果売り場の近くに日配部門の売り場が配置されていることが多いからです。
爪を伸ばしたままにせず、面接前に切って整えておく。男性の場合はヒゲを剃っておく。女性の場合、メイクはナチュラルメイクで香水は使用しない、あるいは控えめにするといったことも重要です。
参考記事:お客さんはスーパーの売り場で品出しをする様子を意外と見ているぞ!
面接で聞かれること 勤務形態に関することが多い
筆記試験の後に面接が行われました。面接は休憩室内のテーブルで行われ、店長と社員の二人の方が担当しました。
私の場合は、持参した履歴書と筆記試験が始まる前に記入したアンケートの内容に基づいて質問や確認が行われました。ほとんどがこれからの勤務形態に関する質問です。具体的には次の内容です。
実際に質問された内容や確認事項
・求人に応募した理由(志望動機) 参考記事:スーパーのバイト・パートの志望動機|例文を紹介
・自宅からの通勤方法、通勤時間
・これまでスーパーマーケットやコンビニなどの小売業界で働いたことはあるか
・土曜日や日曜日、祝日は勤務できるか
・お盆や年末などの繁忙期は勤務できるか
・所定のイベントデーやセール日(特売日)に出勤できるか
・1日どれくらいの時間勤務できるか
・週何日くらい勤務できるか
・担当する仕事内容の確認
参考記事:近所・地元スーパーでのパート・バイト|デメリットもある
土曜日・日曜日・祝日・繁忙期に出勤できるのは面接時にアドバンテージとなる
スーパーマーケットの土曜日・日曜日・祝日はセールを開催し、事前に新聞の折り込みやテレビでCMが流れ、大きく広告を行うことが多いです。平日よりも来店客が見込まれ忙しくなることが予想されます。そのため店舗側も土曜日・日曜日・祝日は1人でも多くシフトに入って勤務してもらいたいと考えているのです。
求人に応募される方は、土曜日・日曜日・祝日に出勤できることはアドバンテージとなります。面接を担当する方の好感触につながるはずです。
また繁忙期となるお盆や年末も同様です。
参考記事:スーパーの年末年始やお盆は忙しい|パート・バイトは休みづらい
しかし勤務形態(シフト)に関する質問は、採用されたいと思うあまり「土曜でも日曜でもいつでもシフトに入れます」などできないことをできるとその場のノリで話を盛っても後々採用する店舗側もこれから働く方自身も良い結果になりません。
面接の際は、ご自身の勤務できる範囲内の曜日や時間を伝えたほうがよいです。
スーパーでの勤務経験がなくても面接には影響がなかった
私はこれまでスーパーマーケットでの勤務経験はありませんでした。面接の際、スーパーマーケットやコンビニなどの小売業界で働いたことがあるか聞かれ、経験はない旨を伝えました。
スーパーマーケットの勤務経験がなくても面接には影響ありませんし、合格して勤務することができます。経験がないのに経験があると話を盛る必要はありません。経験がないのなら正直に経験がないことを伝えたほうがよいです。
不明な点や気になっている点は面接時に質問してみた
店舗の掲示版に掲載されていた求人募集の案内やハローワークの求人票などを見て、気になっている点や不明な点は面接時に質問して聞いておくのがよいです。
私の場合は、勤務日に急な用事ができた時は休めるのか、勤務すると商品の販売ノルマや販売目標的なものはあるのか、その他部門間での異動や転勤はあるのかについて質問し確認しました。
1週間後に合格採用の電話連絡がきた
面接の最後に1週間後に試験の合否が分かるから結果を携帯電話に連絡する旨を言われていました。試験から1週間後、試験に合格した旨と最初の勤務日が決定した旨、最初の勤務日までに記入してもらいたい書類があるから後日サービスカウンターまで来てほしい旨の連絡がありました。
後日再度事務所へ
最初の勤務が始まる前に再度事務所へ行き、給料の支払口座に関する情報を用紙に記入し、通帳の印鑑を押印することになりました。併せて給料振込み口座の通帳を持参し、通帳表紙と裏表紙のコピーを担当者の方がとりました。※通帳の中の明細については見られることはありません。
また勤務時に着用するユニホームを渡されました。ユニホームは会社からの貸与となっています。
勤務初日に関する説明を受ける
その後、勤務初日はバックヤードにどこから入ってきたらよいのか、従業員の車の駐車場所はどこか、ロッカーの使い方、出勤簿の書き方など勤務初日に関する説明を受けることとなりました。
参考記事:勤務初日の体験談 従業員の前で挨拶はする??|スーパーのパート
人手不足という背景もあり、普通にやれば余程のことがない限り合格する
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
どの業界でも問題となっていますが、スーパーマーケットでも人手不足が深刻な問題となっています。スーパーマーケットで働くパートやアルバイトに関する人手不足も然りです。
長期間、店内の掲示板やアルバイト情報誌やサイト、ハローワークで求人募集をしていても応募する方がおらず、喉から手が出るほど働いてくれる人が欲しいという店舗もあります。試験や面接と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが、筆記試験の計算問題で大きな失敗をしない限り、最低限の清潔感のある服装や身だしなみをして、普通に面接に臨めば余程のことがない限り合格するはずです。
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