この記事は、過去に投稿した「スーパーのパートバイトの面接や筆記試験|採用体験談を紹介」という記事で紹介した私の採用面接・筆記試験時に提出した履歴書の内容に関するものです。インターネットで検索すると多数ヒットするアルバイト情報サイトには、素晴らしい志望動機の例がたくさん掲載されていて参考になります。
今回は、志望動機についてそこまで深く考えなくても以下のような内容でも採用になったよというお話しです。私が実際に履歴書に書いた志望動機を紹介します。
またその時の経験を踏まえて「これまでアルバイト未経験の学生の方向けのもの」と「過去にスーパーで働いた経験のある方向けのもの」の2つの例文を作ってみました。当てはまる方は是非参考になさってください。
志望動機というより意気込みに近い内容を書いた
私の場合、履歴書の志望動機欄には次の内容を記入しました。仕事への意気込みに触れ、当り障りのないことをあっさりと書いています。ちなみにこれまでスーパーでの勤務は未経験でした。
上記の記載例を見ても分かるように「以前からスーパーマーケットの仕事に興味があった」とか「スーパーの◯◯部門の仕事に興味があって志望した」とか「御社は創業◯◯年の歴史ある会社で地域密着していて、最近は他県にも展開しておりどうたらこうたら」などいかにも嘘っぽさが伝わるようなことは書きませんでした。結局のところ生活するためのお金を得る手段としてスーパーマーケットで働くのです。面接を担当する店長やチーフもお金を得るための手段として応募してきたことは重々分かっています。
そこで私の場合は、前職の経験をスーパーマーケットの仕事にどのように生かせるのかという点と採用後に行う仕事への意気込みを書きました。
スーパーマーケットではレジ担当者でなくとも来店したお客さんと対応する機会が多くあります。前職や以前行っていたパートやアルバイトで接客の経験がたくさんあるのでしたら、スーパーマーケットの仕事でもその経験を活かすことができますので上記のような記載例を活用することができますよね。
面接の際は履歴書に書いた志望動機に少し肉付けをして回答しよう
面接の際に志望動機について聞かれた際は、履歴書の書いた志望動機をベースに少し肉付けをして回答をするのがおすすめです。
例えば上記の「前職で様々な業種の方とお会いし仕事をしてきた」という部分について、「営業職の外回りをしていろいろな業種の方や年代の方とお会いしてきた」と肉付けをしながら回答をしていくという感じです。
「スーパーマーケットでの仕事の経験はこれまでまったくありませんが」の部分は、「スーパーマーケットでの仕事の経験はこれまでまったくなく、前職とは全く違った業界での仕事になりますけれども」といった感じでよいです。
これまでアルバイト未経験の学生の方向けに例文を書いてみました。
上記の私の志望動機を少しアレンジして、これまでアルバイト未経験の学生の方向けの志望動機例も以下に書いてみました。使えるところは使って頂いて構いません。部活の箇所などご自身のケースに当てはめてアレンジしてもOKです。
部活やサークルをやっていないのであれば、はじめの文章はいりません。はじめの文章がなくても十分意気込みが伝わる内容としています。
過去に経験のある方の例文
また以前スーパーで働いたことがある経験者の方が、何年か経過し別のスーパーの求人に応募することも考えられます。下の例文は、最初にご紹介した私の提出した履歴書の志望動機を少しアレンジし、過去に経験があることをアピールしたものです。ご自身の過去の経験に当てはめて、下の例文を活用して頂いても構いません。
家から近いのは十分志望動機になる
スーパーマーケットで働く方の中で多くの割合を占めるパートタイマーやアルバイトの方は、店舗の近郊に住んでいる方でほぼ構成されています。これに対し店長や副店長、正社員の方は、地元出身ではなく自宅が遠方にあり店舗近くにある賃貸物件に住んでいることも多いです。
そのため店舗の近郊に住んでいる方の特性や地域の隠れた情報は店舗のある地元の方でなけらば分からない面もあります。またパートタイマーやアルバイトの方は店舗で働く人でもあり、店舗のお客さんでもあります。スーパーマーケットとしては、お客さんとして店舗を利用した際に感じたことや地域の情報を店舗にもたらし、店舗運営に活かしていきたいと考えているのです。
さらに地元の雇用に関する受け皿となっている面もあります。
この点から家から近く通勤がしやすいというのは十分志望動機となります。
私の場合、面接の際にも志望動機について尋ねられました。履歴書に書いた志望動機に肉付けをして回答し、家から近いということも付け加えましたが、店長と面接を担当したもう一人の社員の方のどちらにも嫌な顔はされませんでした。
本人希望記入欄の無難な書き方
私の場合、「御社の就業規則に従います。」と記入しました。
例えば「毎月◯日は◯◯なので休みたい」などシフトに関することは採用後幾らでも調整が効きます。採用後、所属する部門のシフトを作る担当者の方に事前に伝えましょう。
そのため履歴書には就業規則に従う旨を書いておき、あまり波風を立てないようにしました。