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パートヤアルバイトを始めたものの、なかなか仕事を覚えられないと感じて、勤務先へ行くのが徐々に嫌になってくる・辛いと感じてくることがあります。仕事を教わった時は分かったような気がしていたが、いざ自分でやってみるとできない、途中までしかできない、実は覚えていなかったと悩みこともあります。
また外で仕事をしたいと思っているが、過去の勤務先で「あまり仕事が覚えられなかった」、「他の同僚と比べてあまり仕事ができなくて辛かった」と感じていて、求人への募集に躊躇してしまうこともあります。
この記事では、一緒に働く同僚と「同じくらいに」、「それなりに」、「そこそこに」仕事ができるようになるにはどうしたらよいのか私なりに考えてみました。結論としてはメモを多くとることです。その他のポイントも紹介します。
メモを細めにとる
仕事のやり方や進め方について教わった点は、メモを取ることが基本となります。メモは一度とったら終わりとはなりません。聞き始めのほうや印象に残っていることを主にメモすることになります。ですが、聞き逃している点や教わったことを自分でやってみた際に気付いた点が出てきます。そういった点をメモに書き加えていくようにします。
勤務時間中に教わったことを完璧にメモすることはなかなか難しいです。書いたメモ内容を後で見てみたら、内容がよく分からなかったということも出てきます。再度質問をし、不足している点をメモしていきましょう。
こういった作業を継続し精度の高いメモを作り直し、自分なりの虎の巻を作っていくイメージです。最終的にはメモを見なくてもできるようになるまで覚えるようにします。
文字で分かりにくい場合は、イラストや図にしてメモを取るようにしましょう。また指摘された点やミスした点について、正しいやり方をメモするにようにします。
メニューが覚えられないと思ったらメニュー一覧表を写真にとる、店内の商品の場所が覚えられないなら店内の配置図を作ってみるなど自分なりに工夫をしてみることも必要です。
例えば焼肉屋や弁当屋、コーヒーショップなどの飲食店でアルバイトをしていて注文が覚えられないと感じた場合、取り扱っているメニューを暗記します。メニューを暗記していることで、お客さんから注文内容の一部しか聞き取れなかった場合でも、聞き取ったワードから選別して選択肢を狭くすることができます。例えば商品がAからZまである場合でも、その中のA・B・X・Yの中のどれかだと判断することができます。そこからお客さんとやり取りを続けて注文を決定していきます。選択肢が狭まっているので的外れな質問にはならないはずです。
メモをとっていると、「メモを取る必要はない」とか、「メモを取る程のことではない」と言う人が時折います。これは業務に関してある程度経験のあるその人にとって、メモを取る必要がないことである可能性が考えられます。そのため、メモを取る必要がないという点については、あまり鵜呑みにしないほうがよいです。
メモをする用紙は、ポケットにしまいやすく手にひらに収まるサイズのメモ帳やA4やB5の紙を自分で小さく切ってまとめておいたものでよいです。すぐにメモ帳やメモ用紙を取り出して、メモをしたい時にすぐメモをできる体制にしておくことが重要です。
また赤と黒の2色のボールペンを使用し、大事なところやポイントとなるところに赤で印(チェック)をつけたり線を引いたり、丸で囲っておくといった工夫もできます。
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自分でも仕事に関する勉強をする
メモをとって終わりではなく、とったメモを見返して勉強をすることも重要です。教わったことを勤務時間中だけで覚えられない場合、自宅に帰ってから自分でも業務に関する勉強をする必要も出てきます。具体的には、とったメモに気付いたことを書き加えて覚え直したり、仕事のやり方についてシュミレーションを行う作業です。そのため勤務を始めた頃は、労力に対して賃金が見合わないと思うことがあるかもしれません。
仕事に関する本を読んでみる
その他、仕事や自分が勤務している企業の業界に関する本を読んでみるのも1つの方法です。図書館に行き、本を借りて読んでみてもよいです。大きめの図書館に行くと、意外にも業界の仕事に関する入門書が揃っていることが多いです。本を読んでみることで、これまで点であった知識がつながり、理解が深まるきっかけとなることもあります。仕事に関する全体像が分かるようになります。
みんながみんな教わった仕事をすぐに覚えられるというわけではありません。吸収が早い人や仕事をそれなりに早く覚えている人は、業務の時以外にも自宅に帰ってから時間をとって勉強をしているケースもあります。見えないところで何らかの努力をしている人は必ずいます。
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学生時代にテスト勉強をしたかと尋ねて「全然勉強しなかったよ」と言っていた人が、高得点をとっていることはよくありますよね。実はテスト前にそれなりに勉強をしていたということと似ています。
分かるまで聞く
勤務を始めると、仕事のやり方や進め方について今教わっていることが基礎部分になっていることがよくあります。そのため今教わっていることが分からなければ、次のステップで行う仕事も分からないということも出てきます。分かるまで聞かないと仕事にならないということが発生します。聞くことを恥ずかしいと言っていらないということです。
同じ人に同じことを何度も聞くことが少し都合が悪い場合、所属部門の別の同僚にも質問してみましょう。教えている内容は同じですが、表現・ニュアンスが少し違うため参考になり、理解が深まることもあります。
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組織(チーム)として目標ややるべきことが決まっていて、その目標を達成するために個々人がやるべきこと・担当することが割り当てられていきます。自分の担当する業務を遂行できないと、その分を他の同僚が代わりに行う必要があり、しわ寄せがくることもあります。そのため他の同僚がよく思わないこともでてきます。
また勤務を続けていると、今度は自分が仕事を教える立場になることもあります。覚えたフリをしてごまかしごまかし仕事をしていると、仕事を教えることができず苦労するということも起こり得ます。しばらく年月が経ってから、実は全然仕事を覚えていないのではないかと疑念を抱かれることも考えられます。
採用となり勤務を始めたばかりの頃は、遠慮なく分からないことが聞くことができる時期です。この時期は長く勤務を続ける上で重要な時期だと感じます。
分かっていないのに「大丈夫」と答えないほうがいい
仕事のやり方について説明を受けた後、理解をしているか確認の意味で「この点については大丈夫?」などと聞かれることもあるはずです。その際、分かっていないのに「分かりました。」とか「大丈夫です。」と答えるのは控えたほうがよいです。分かったフリをしないということですね。
むしろ疑問に思っていることを質問することができるチャンスともいえます。当日説明を受けて疑問に思ったことにプラスして、「これに関連する以前の○○はこういうことで大丈夫でしょうか?」など以前に教わった疑問点も併せて確認することもできます。
分からない点を分からないまま放置しておかないほうがよいです。勤務を始めた時ばかりの時こそ疑問点をたくさん聞いておいた方がよいといえますね。
同僚の仕事ぶりや動きを観察して真似をする
自分が所属している部門の先輩や同僚の仕事をする際の動きや仕事ぶりを観察してみることも仕事を覚えるための1つの方法です。真似をできるところは真似をして、自分でも取り入れます。仕事をこなすための教わったことのない細かな動きがあるかもしれませんので参考にします。
仕事を覚えられないと自分の評価が下がってしまう
仕事をなかなか覚えられない影響で部門内で仕事が滞ることが多い場合、チーフといった上司や同僚からの評価は下がってしまいます。白い目で見られてしまうことは想像できますよね。
以前投稿した「スーパーとコンビニの初バイト比較|どちらも良し悪しがある」という記事の中で、私のコンビニでのアルバイト経験に関する記事があります。仕事を教えてくれた店長からメモを取るほどの難しいことではないと言われてメモを取り続けなかった結果、なかなか仕事を覚えることができませんでした。勤務中、店長がアルバイト求人募集の面接に来ていた方に「人によって向き不向きがあって、この人のようになかなか仕事を覚えられない人もいる」名指しで間接的に指摘された経験があります。
その他、違う部門へ配置転換となることも考えられます。採用をしている企業側としても人件費というコストがかかっているわけですから、よりよい人材活用をしたいと考えるのは当然のことです。配置転換となった場合、これまでとは異なる仕事をすることも考えられます。新たに仕事を覚え直す必要も出てきてしまいます。
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