スーパーのグロサリー部門のパートの方は、品出し業務をある程度慣れてくると、売り場の中の与えらえた持ち場で、売れた数(売れた分)を補充する発注を主に担当することになります。
スーパーのグロサリー担当のパートとして勤務を開始してしばらくすると、一定期間、商品を陳列する場所やフェイスの数(※商品の面の数のこと)、陳列量が決まっているエリアの一画について発注の業務を担当することが多いです。主通路からサブ通路に入ったゴンドラ(陳列棚)が連なっている定番エリアと呼ばれている中の一画のことです。
参考記事:最初に品出しを覚える理由|後の発注業務につながるため
ハンディ端末を片手に持ち、ゴンドラに前に立って商品のプライスカードに付いているバーコードにハンディ端末をかざして読み取らせ、発注する数量をハンディ端末に入力して送信するという作業を行います。
商品について、発注点と呼ばれる「この数を下回った場合、発注をしなければ品切れとなる在庫数」が店舗で決めらています。売り場に立って商品の在庫を確認し、発注点に達していたら発注を行うというものです。
在庫を確認する際は、前出しと呼ばれるゴンドラの手前まで商品を引き寄せる作業をして在庫数をチェックします。よく売れる商品についてはバックヤード内にも在庫を保管しています。そもそも売り場に商品がないにもかかわらず、品出しをしないでバックヤードに置いたままの状態となっているケースもあります。そのため売場だけではなく、バックヤード内に在庫があるのかもチェックしておく必要があります。
参考記事:スーパーの品出しに伴うバックヤードでの整理等の作業内容
パートとして勤務を開始した当初からグロサリー部門の商品について、バックヤード内の整理も担当しているはずです。バックヤードの整理は後に担当するであろう発注にもつながってくる作業です。かなり地味な作業ですが、実はおろそかにできません。
各企業により、発注をする曜日や発注の締め切り時間が決められているはずです。