スーパーマーケットでは年末年始やお盆といった繁忙期に主に学生向けに募集する短期間アルバイトを除き、通常営業日の短期間アルバイトはほぼ募集していないのが現状といえます。
参考記事:スーパーの年末年始やお盆は忙しい|パートバイトは休みづらい
ではなぜ短期間アルバイトの募集は行われないのでしょうか。今回はその理由について触れていきます。
理由は戦力となる前に契約期間が終了してしまうから
スーパーのアルバイトと聞いてイメージしやすい仕事は品出しではないでしょうか。日配部門やグロサリー部門の担当になるとまずはじめに覚える仕事は品出しとなります。日配部門でもグロサリー部門でも品出しの仕事は、この先覚えていく仕事内容の土台となる部分が多くあるからです。
参考記事:スーパーで品出しを最初に覚える理由|発注業務につながるため
また品出しの仕事は、日配部門やグロサリー部門の仕事内容のあくまでも一部分です。仕事内容は多岐に渡ります。
参考記事:スーパーのグロサリー部門の仕事内容
そのため雇用する店舗側にとっては、短期間勤務の契約をしても日配部門やグロサリー部門の担当者としてしっかり育成を行うことができないのです。つまりせっかく採用しても戦力となる前に契約期間が終了してしまうことになります。実際にある程度戦力となるには時間が必要となります。
そのため「スーパーのパートバイトの面接や筆記試験|採用体験談を紹介」という記事でも触れていますが、パートや短期間ではない通常のアルバイトの面接の際にも長期間の勤務が可能かどうかの質問や確認が行われているのです。
鮮魚部門や青果部門、畜産部門の担当者も同様です。戦力となるまではある程度の時間を必要とします。
はじめにメインに行うのは発注した商品が店舗に届いた際、発注した商品が発注した数量分届いているか、伝票の数と一致しているか、商品状態に関する確認の作業です。その後、作業場内へ運搬する物と冷蔵庫・冷凍庫に入れて保管する物に分ける作業も担当することになります。その他冷蔵庫内の整理整頓やバックヤード内の作業場や作業台の清掃、器具・備品の洗浄も併せて行うことになります。
その後、「品出しなどの売り場作り」や「売り場に陳列している商品の品質チェックや日付チェック」、「商品化」、「商品化したものをパックする、盛り付ける、値付け作業」など徐々に担当する仕事内容が増えていきます。
商品化というのは仕入れをした魚を刺身にする、切り身にする、肉をスライスするといったイメージで構いません。
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短期間アルバイトの場合、契約した期間が満了すると自分の役目・勤務はそこで終了します。働く人にとっては、当初の契約通り自分の役目を遂行したわけですから、雇用する側にとっても働く側にとっても何もわだかまりはありません。
しかしスーパーマーケットの場合、どの部門でも採用後戦力となるまではある程度の時間を要することから短期間アルバイトはほぼ募集がないのが現状なのです。
そのため様々なご事情により短期間の勤務を希望される場合、短期間の勤務を前提として求人をしているアルバイトがおすすめです。
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