昼や夕方の混雑する時間帯の他、お盆や年末年始の繁忙期にグロサリー担当として売場で作業をしている際、レジ応援としてレジに入り、レジ担当の方と2人でレジを行うことがあります。応援としてレジに入った際は、商品登録という作業を担当することが多いです。お客さんが購入した商品をレジに登録していく作業です。
ちなみに私の勤務する店舗では、グロサリー担当の方がスムーズに2人体制でレジを行えるよう平日のお客さんがすいている時間帯に実際にレジに入って研修を行います。
企業によっては、グロサリー部門の担当として売場で作業をする方もレジ応援としてレジに入ることがあります。これからスーパーマーケットでのパートやアルバイトを検討されている方は是非ご参照ください。
品出しの作業をしていると、レジでのスキャン作業はある程度スムーズにできる
スキャン作業とは、商品のパッケージにあるバーコードをレジのスキャナーに読み込ませて商品を登録していく作業です。商品をスキャナにかざして「ピッ」とやる作業です。
スキャナには、レジに備え付けられた固定式のスキャナとコンビニでよく見るハンディタイプのスキャナの2つがあります。1台のレジに両方備え付けられているケースが多いはずです。
スキャンをする際は、固定式スキャナで商品を登録してくことが多いです。ハンディタイプのスキャナは、お客さんがお買い物用カートに積んだお米やケースに入った飲料などある程度重量のある商品を登録する時に使用します。
日々品出しの作業を行う時は、商品のバーコードと陳列棚(ゴンドラ)内のプライスカード内のバーコードを照らし合わせて、商品を補充する場所がここで間違いないか確認を行っているはずです。この作業を日々繰り返していると、商品のバーコードがだいたいどの位置にあるのか肌感覚でわかってくるようになります。「この商品は左側面の下」とか「この商品はパッケージ裏の右下あたり」といった感じです。
参考記事:スーパー品出し補充の基本的なやり方やコツ
実際にレジに入って固定式スキャナで商品を登録する際、品出しをしているとある程度商品のバーコードの位置が分かっているため、スムーズに行うことができます。
さらに日頃から値引き作業を担当していて、シールを印字し商品に貼り付ける作業をしている方は、値引きシールをどのあたりに貼っているかも分かっているため、スムーズにスキャン作業に入っていくことができます。
「商品のバーコードの部分が折れているとスキャンできないため、バーコードを真っすぐに伸ばしてスキャンする」、「同じ商品を二重にスキャンしないようスキャンをして「ピッ」となったら商品を固定式スキャナからすぐに離す」などコツや注意をする点はあります。それでもスキャン作業は、日々品出しの仕事や売り場での作業を行っていると、まったく初めて勤務する方に比べてかなりスムーズに行うことができるはずです。
レジのボタンを押したり画面をタッチして商品登録をすることもある
商品のバーコードをスキャンして商品登録する以外に、レジのボタンを押したり画面をタッチして商品登録を行います。この作業をプリセット登録といいます。
プリセット登録をする商品は、販売点数が多い商品、バーコードが貼りにくい・貼ってもすぐ剥がれる商品、スキャンしづらい商品、パッケージにバーコードがない商品、売場でトングを使いお客さんが自分でパックや袋に詰める商品、バイキング販売する商品が主に挙げられます。
プリセット登録をする商品は、野菜や果物、鮮魚、お肉、惣菜が多いです。
プリセット登録は、レジ画面から商品名を探す必要がある
スキャン時のバーコードを探す作業はありませんが、レジのボタンや画面から商品名を探す動作が出てきます。探す動作を省略するためには、画面やボタンにある商品名の位置をある程度把握しておく必要が出てきます。
お客さんを待たせたり、「この従業員の方大丈夫かしら?」と不安感を与えないためにも、ある程度商品名の位置を暗記する必要があります。
商品名の把握・商品の判別が求められる
お客さんがレジに持ってきた商品名を把握している必要があります。商品登録を間違わないためには、商品を正しく判別する必要があります。(※例えばオレンジとデコポン)
特に野菜や果物については間違いやすいです。色や形、大きさなどから正しく商品を見分けて、商品登録をしていくことになります。
早く覚えるためには、出勤前に買い物ついでに少し売り場を見てみる、レジに入る前に売り場を少し見てみることも必要になってきます。
画面やボタンに商品名が追加されたり、削除されることもあります。その際は朝礼で周知があったり、引き継ぎノートに書かれていることもありますので、メモをして覚えることが大切です。