この記事は、ポケット菓子・米菓・スナック菓子の定義について紹介したものです。
ポケット菓子・米菓・スナック菓子はグロサリー部門で取り扱う商品です。
これからスーパーのグロサリー部門でパートやアルバイトをされる方の他、勤務を始めたばかりの方向けの内容となっております。
また品出しの観点から見た特徴も触れております。是非ご参照ください。
ポケット菓子
ポケット菓子とは文字の通りポケットに入るお菓子のことです。
錠菓(タブレット)や飴、ガム、グミ、ラムネの他、駄菓子や珍味、玩具付きのお菓子、1個ずつ包装されたチョコレート(チロルチョコなど)が主に挙げられます。
配送センターから折りたたみコンテナと呼ばれる通い箱に入って、スーパーのバックヤード前まで運搬されてきます。6個~15個が1つのケースに入ってやってくるものやバラでやってくるものもあります。玩具付きお菓子はバラでやってくることが多いです。
参考記事:スーパーの仕入れ方法仕組み|配送センターを経由する
売場で折りたたみコンテナからポケット菓子を取り出して、ケースについているセロファンを剥いだり、ケースの一部を切り取って品出しをします。ケースの一部を折り曲げることでPOPの役目を果たすものもあります。
商品数が多く、尚且つ商品のサイズが小さいです。そのため品出しをする際、はじめは商品のある場所を見つけるのに少し苦労します。
品出しの基本的なやり方について紹介した記事:スーパー品出し補充の基本的なやり方やコツ
米菓
米菓とはお米から作られるお菓子のことです。
もち米を原料とする「おかき」や「あられ」、「揚げもち」とうるち米を原料とする「せんべい」に分類されます。せんべいはさらに「焼きせんべい」と「揚げせんべい」に分類されます。
ーもち米を原料とする米菓の例ー
米菓は8袋~12袋が1ケースに入ってくる商品が多いです。ケースとは商品を梱包してあるダンボールをイメージしてください。ケースはテープや糊で封をしているため、カッターを短めに入れて開封します。
参考記事:ダンボールを安全に開封する方法|スーパー品出し作業
ポケット菓子と比較して米菓はある程度大きさがあります。そのため売場内では商品のある場所を比較的探しやすいです。また重さも軽いため品出しはやりやすいです。
しかし軽いため落とすと壊れやすいです。品出しの際は丁寧に扱う必要があります。
スナック菓子
スナック菓子とは、主原料にいも類や豆類、とうもろこしなどを使い、食用油で揚げて味付けしたものです。代表的なものにポテトチップスがあります。
スナック菓子には「原料をスライスして揚げるもの」と「原料をすりつぶして成形して揚げるもの」があります。
米菓と同様、ケースに糊で封がされた状態で店舗までやってきます。いわゆるレギュラーサイズのものですと、10個~12個が1つのケースに入っています。
スナック菓子の入ったケースは軽いものがほとんとのため持ちやすいです。バックヤードでケースを二段式台車に積込み、売り場でケースを開封して品出しをします。