スーパーマーケットの職場は一度退職したパートの方が、再び同じ職場に戻って来ることが意外と多い珍しい職場と言えます。
スーパーの店内に掲示している求人募集の張り紙に、「一度退職された方も歓迎します。」といったニュアンスの文言が記載されていることもあり、採用する側も出戻りを歓迎しているケースがあります。私の勤務する店舗でも一度辞めたけど再び採用となって働いている方は1人だけではなく意外といらっしゃいます。
今回は出戻りが意外と多い理由について触れていきます。
人員が不足しているから
人員が不足して困っているからという理由があります。近いうちに欠員が出るため求人募集をしているものの応募がこないということが往々にしてあります。
参考記事:スーパーの人手不足の原因や理由
応募者がなかなかない中、仕方がないから今いるメンバーを大事にしながら踏ん張ろうという方針のところもあるはずです。多くのスーパーで抱えている問題といえます。
そのため過去に勤務経験がある方であっても、応募があった際は適性試験や面接を改めて行い問題がなければ採用をしている企業が意外と多いのです。
私の勤務する店舗では、日中パートとして勤務されている方の大学生のお子さんに夕方からアルバイトとしてシフトに入ってらもう、パートの方のご兄弟に日中違う部門の担当として勤務してもらうなどしています。それでも人員が不足しているという現状で常にパート従業員の募集をしています。
まったくの未経験の方と比較して仕事を教えるための労力が少ない
人手不足の影響により従業員1人1人の業務量が増えています。退職した人がいるものの新しく入ってくる人がいないため、退職した人の仕事を他の従業員がカバーしているとうい状態です。
過去に勤務経験のある方であれば、仮に当時からレジのスキャナーが新しいものになっていて多少異なる点があっても、ある程度スムーズに入っていくことができます。それはスキャンの基本動作やコツを知っているからです。
まったくの未経験で入ってきた方と比べて仕事を教えるための労力や時間を削減することができます。仕事を教える側もその時間を他の業務にあてることができます。
辞めた時にいた従業員が今はいないことがある
チェーン展開するスーパーマーケットの場合、店長や部門の責任者であるチーフは転勤があります。早ければ半年程で転勤となる方もいます。1年~2年程で異動となるケースが多いです。パートの方で年配のベテランの方は在籍していることが多いですが、やはり従業員の入れ替わりがあります。
過去に在籍していた時とは従業員構成が変わっているケースが多々あるということです。
普段よく買い物に行っているスーパーであれば、「あの人が辞めた」とか「レジに新しく人が入った」とか情報を得る事もできます。人間関係が理由で退職された方の場合、以前とは在籍しているメンバーが違う点が応募に至る理由となることもあります。
経験のある仕事をしたほうが楽だから
スーパーマーケットのパートの方は中高年の方が多いです。私も同年代ですが、少しずつ物覚えの低下や体力面の低下を感じ始めています。
年齢を重ねるほどまったく新しい業界に飛び込んだり、新しい仕事を覚えることに対して、体力的・精神的にハードルが上がっていくと感じます。同じ時間仕事をするならこれまで経験のある仕事をするほうが、体力的・精神的に楽であることは否めません。さらに新しい環境へ慣れるためには時間がかかります。
また採用をする側であるスーパーマーケットも経験者を優遇する面があります。先程も紹介した通り仕事を教えるための労力やコストの面を考えての事です。過去に勤務経験があるというのは働く側と採用する側の双方にメリットがあります。
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