スーパーマーケットなどの小売業で使われるPI値とは、レジ通過客数1000人当たりで何点販売されたかを示す数値です。商品に関する人気度・支持率を示すものです。「ピーアイチ」と読みます。
Pは「Purchase(購入)」、Iは「Index(指数)」の頭文字をとったもので、購入指数を表します。
ーPI値の計算式・求め方ー
例えばレジ通過客数が800人でXという商品の売上点数が160個の場合、PI値は200となります。
算出されたPI値は、ある商品について、自店と自社他店舗を比較して売れているのか売れていないのかが分かります。
「自店のある商品のPI値」と「自社他店舗の同一商品のPI値」とを比較して検証が行われます。自店のAという商品のPI値が、自社他店舗のAという商品のPI値より低い場合、自店で販売チャンスを逃している(売り逃している)のではないかという仮説を立てることができます。