今回はオファー型就活サイトのオファーボックスで提供している適性診断AnalyzeU+(アナライズユープラス)のテスト内容や診断の受け方、診断を受けて分かることを紹介します。
アナライズユープラスはオファーボックスに会員登録をすると無料で受けることができます。
社会で働くうえで求められる能力について、6つのカテゴリー計25項目を分析してもらえます。
社会人として働く際に求められる能力に関する自分の強みと弱みが分かります。
公式サイト:OfferBox
適性診断を受けることでオファーが届く可能性が高まる。
診断を受けることでサイト内のプロフィール入力率が15%上がります。プロフィール入力率が上がることで企業からの説明会やインターンシップの案内、選考会の案内に関するオファーが届く可能性が高まります。
また適性診断の結果は、オファーボックスを利用して採用活動を行っている企業が、自社に来て欲しいと思う学生をサイト内で検索する際の参考としています。企業が学生の適性診断の結果を見て、「自社の求める人物像に近いかどうか」や「オファーを送ったらいいかどうか」の判断の材料としています。
企業からオファーが届く可能性を高めるため、アナライズプラスユーの受検は、オファーボックスに会員登録をしたらはじめの段階で行ったほうがよい作業です。
適正診断AnalyzeU+を受けることで分かること
AnalyzeU+を受けることで、社会人基礎力・次世代リーダー力という2つの能力に関する分析結果が得られます。
社会人基礎力
社会人基礎力とは文字通り、卒業後社会人として働いていくにあたり必要となる基礎的な力のことを指しています。社会人基礎力については次の3つのカテゴリーについて分析結果を得られます。
①前に踏み出す力
②考え抜く力
③チームで働く力
さらに各カテゴリーは、複数の分析項目から構成されています。分析結果には各分析項目に関する「項目の定義」「偏差値」「偏差値グラフ」が表示されます。偏差値グラフを見ることで各カテゴリーの中での自分の強みが分かります。社会人基礎力では合計11項目についての診断結果が得られます。
①前に踏み出す力
・主体性
・働きかけ力
・実⾏力
②考え抜く力
・課題発⾒力
・計画力
・創造力
③チームで働く力
・発信力
・傾聴力
・柔軟性
・情況把握力
・規律性
社会人基礎力の欄の最後に、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの中から自分の強みと弱みを判定してもらえます。さらに強みと弱みを踏まえて、今後所属する企業で仕事をする際や社会人生活を送っていくうえでのアドバイス・コメントをもらえます。
自分の強み・弱み、アドバイス・コメントの記載箇所の下に、「自己PRの編集へ」というバナーがあります。自己PRの編集画面へすぐ移動できるようになっています。これは他社のオファー型就活サイトにはない特徴です。
診断結果内にあるこの機能は、診断結果を踏まえて自己PR欄を充実させてほしいというメッセージだと感じます。
次世代リーダー力
次世代リーダー力とは現在社会で活躍している人が共通して持ち合わせている能力のことを指しています。次世代リーダー力については次の3つのカテゴリーについて分析結果を得られます。
①やり続ける力
②周囲を牽引する力
③⾼め合う力
さらに各カテゴリーは、社会人基礎力と同様に複数の分析項目から構成されています。分析結果には各分析項目に関する「項目の定義」「偏差値」「偏差値グラフ」が表示されます。偏差値グラフを見ることで各カテゴリーの中での自分の強みが分かります。次世代リーダー力では合計14項目についての診断結果が得られます。
①やり続ける力
・タフネス
・ひたむきさ
・やり抜く力
・物事を極める力
・切り替える力
②周囲を牽引する力
・本質を問う力
・対策を講じる力
・他者を説得する力
・他者や組織を動かす力
③⾼め合う力
・視座を⾼める力
・関⼼を広げる力
・共感力
・踏み込む力
・忍耐力
次世代リーダー力の最後に「やり続ける力」「周囲を牽引する力」「⾼め合う力」の中から自分の強みを1つ判定してもらえます。自分の強みに関するコメントも記載されています。
自分の強み・コメント記載箇所の下には、「自己PRの編集へ」というバナーがあります。自分の強みを知ったうえですぐに自己PRの編集を行うことができるサイト構成となっています。
公式サイト:OfferBox
診断結果にはプロフィールを入力する際に参考になるキーワードがたくさんある
自己PR以外にもOfferBoxのプロフィール編集欄のユニーク情報の中には「アピールポイント」や「過去のエピソード」という項目があります。「アピールポイント」や「過去のエピソード」を入力する際にも適性診断の結果は非常に参考になります。特に診断結果の中に記載されているアドバイスやコメントの箇所に目を通しておくのがおすすめです。
理由は、社会人基礎力や次世代リーダー力に関する自分の強みやアドバイス・コメントの中に参考になるキーワードや文言が多く散りばめられているからです。
また「アピールポイント」や「過去のエピソード」を入力することでプロフィール入力率が上がります。これによりオファーを受け取る可能性も高まります。
適性職種に関する分析はない
AnalyzeU+には自分に適性のある仕事内容や職業に関する分析はありません。
あくまでもこれから社会人として働いていくうえで求められる能力に関する分析です。
ちなみにスカウト型就活サイトキミスカの会員サイト内で提供している適性検査では、結果の総評の箇所に自分の適性職種に関する分析とコメントの記載があります。適性検査を通して適性職種を予測してもらうことができます。
キミスカで提供している適性検査についても、分析項目が多く内容・ボリューム共に充実しています。
キミスカの使い方|会員登録後の適性検査のやり方や分析項目・活用方法を紹介
適性診断はプロフィール欄を充実させるためのツール
アナライズユープラスは診断結果を元に自己分析をを行い、OfferBox内のプロフィール欄を充実させていくためのツールだと感じます。プロフィール内容を充実させることでオファーの届く可能性が高まります。オファー型の就活サイトを利用する目的は、企業からオファーを受け取って、インターンシップや企業説明会に参加し、選考に臨む機会を作ることです。
企業の採用担当者に自分を発見してもらい、オファーを送るかどうかの選択肢に入るためのツールともいえます。
公式サイト:OfferBox
ーインターンシップ専用のWEBテスト対策ツールー
WTI(WebTest for Internship)は大手企業や人気企業のインターンシップの際に実施されることの多いWEBテスト専用の対策ツールです。
WTIを導入し自宅のパソコンを通してWEBテストの対策学習をしたり模擬試験を受けることができます。WEBテスト本番と同じような環境を体験することで、事前にWEBテスト独特の特徴を把握したり、受験時のパソコン操作感覚や環境に慣れておくことができます。
WEBテスト対策の書籍を1冊購入するのとほぼ変わらない料金で、「玉手箱」「SPI WEBテスティング」「TG−WEB(従来型)」「Web-CAB」の4種類のテストの対策・練習と模擬試験を受検することができます。
インターンシップ時のWEBテスト対策の必要性を感じている方は一度ご参照ください。
公式サイト:WTI(WebTest for Internship)
関連記事:実際に購入してみました。WTI|インターンシップ時のWEBテスト対策ツールの特徴を紹介
AnalyzeU+のやり方
AnalyzeU+(アナライズユープラス)の始め方を順番にご案内します。
①オファーボックスに会員登録を行い、会員ページにログインします。
公式サイト:OfferBox
②ログイン後のトップページにある適性診断というカテゴリーの中の「適性診断を始める」という緑色のバナーを選択します。
③適性診断AnalyzeU+のページに移動します。「診断に進む」という緑色のバナーを選択します。
④個人情報の取得に係る明示事項が表示されます。同意できる場合は「同意する」にチェックを入れて「診断を開始する」という緑色のバナーを選択します。
⑤OfferBoxと提携し適性検査の提供と診断を行っている株式会社イー・ファルコンの適性検査「eFー1G」のページが表示されます。
はじめに表示されるのは適性診断を受けるための推奨環境チェックの画面です。現在のご自身のインターネット環境についてチェックをします。すべての項目についてチェックができると「次へ」というオレンジ色のバナーが表示されます。「次へ」を選択します。
⑥利用規約の画面へ移動します。利用規約に目を通して同意できる場合は「同意する」にチェックを入れます。つづいて「利用を開始する」というオレンジ色のバナーを選択します。
⑦受検言語選択の画面に移動します。受検する際の言語を選択します。選択をしたら「受験に進む」というオレンジ色のバナーを選択します。
⑧適正診断の説明画面に移動します。回答の仕方や注意事項が記載されていますので目を通します。目を通して内容を理解したら「受験に進む」のオレンジ色のバナーを選択します。
⑨適性診断が始まります。
テストの内容
質問は全部で251問あります。キミスカやmikketaといった他のオファー型就活サイト内で提供している自己分析ツールと比較すると、質問数はかなり多いです。
質問に対して5つの中から当てはまるものを選択していきます。
「要領やコツを人から学び取るのが得意」という質問に対して、「そう思う」「ややそう思う」「どちらともいえない」「あまりそう思わない」「そう思わない」の5つの中から自分に当てはまるものを選択するという具合です。
問題の画面は20ページあります。1~15ページまでは、自分自身の行動や性格、考え方に関する質問です。
16・17ページは自分の中学校時代や小学校時代に関する質問、それ以降はアルバイトや仕事をする場面における自分の行動や考え方に関する質問です。
回答の制限時間はありません。それほど深く悩まずに回答をしていくと25分から30分程で全質問への回答が終了します。
全質問に解答すると「以上で診断は完了です。」と表示されます。「診断結果はこちら」という緑色のバナーを選択すると結果を確認することができます。
診断は1回のみ受けることができます。1度診断が完了するとやり直しをすることができません。
ちなみにdodaキャンパスの会員サイト内で提供している適性検査GPSは、学年ごとに1回受検することができるという特徴があります。
dodaキャンパスの自己分析ツール適性検査GPSのやり方を紹介
今後、企業から来るオファーの数や内容にも影響があります。AnalyzeU+は1回しか受けることができませんので、それなりに真剣に取り組み自然体で回答したほうがよいです。
結果はログインしていつでも確認できる
診断を受けた後は、OfferBoxにログインするといつでも診断結果を確認することができます。診断を受けて、ログイン後の画面内の適性診断のカテゴリーに行くと、「適性診断を始める」というバナーが「診断結果を見る」というバナーに変更されています。
「診断結果を見る」というバナーを選択すると結果を確認することができます。
結果は、社会人基礎力の結果が記載されている「適性診断結果フィードバックシート No.1」と 次世代リーダー力の結果が記載されている「適性診断結果フィードバックシートNo.2」という形で表示されます。
就職活動に伴い自己分析の必要性を感じている方や企業からオファーが届く可能性を高めて就活を有利に進めたいとお考え方の方は、オファーボックスの無料で利用できるAnalyzeU+(アナライズユープラス)を是非お試しください。
公式サイト:OfferBox
ー他社のスカウト型就活サイトの特徴やサービス内容を紹介した記事ー
・キミスカの使い方|会員登録後の適性検査のやり方や分析項目・活用方法を紹介