私の勤務しているスーパーの場合、チェッカー担当として1人でレジに立つためには実技テスト(実技試験)に合格することことが必要だ。
テストの内容
テストの内容は、レジに買い物カゴを持ったお客さんが1人やってきたことを想定し、挨拶をして買い物カゴにある商品をスキャンしたり、プリセット登録して別のカゴに移し、現金を受け取ってお釣りを渡し、最後に挨拶をしてお見送りするのを3分以内で行うというものだ。
実際に勤務を始めてもこのテストに合格しなければ1人でレジに立つことができない。そのため1人でレジに立つために早めにテストに合格することが求められている。
買い物カゴの中には、たまごの空ケースや牛乳の空き箱、お菓子の空き箱、空のペットボトルの他、リンゴやオレンジに見立てた赤やオレンジのボール、ネギやニンジン、たまねぎのぬいぐるみなど10点程の商品が入っている。これらの商品をスキャンしたりプリセット登録していく。
採用となり勤務を始めると、先輩と2人でレジに立ち、実際に来店したお客さんの購入する商品のスキャンをしたり、テストに合格するためのスキャンの練習・プリセット登録の練習を1人ですることになる。
1人で練習をする時は、レジをテストモード(練習の状態)にして行う。1人で練習をする際は、テストに合格するためのコツを掴んで行く必要がある。
1人での練習中、先輩がやってきてストップウォッチを持って時間を計測してくれる。テストに合格できる段階になっているか否かを判断するためだ。
先輩が合格できそうだと判断すると実際にテストを行う。テストも店舗の中のレジを使って勤務中に行う。
テストに合格するコツ
テストに合格するコツは、自分の中でカゴの中の商品の配置を決めて移動させておく。そして自分の中でスキャンやプリセット登録をする商品の順番を決めておくということだ。
テストに合格するために、練習段階からカゴの中の商品を自分の決めた位置に配置させる。スキャン・プリセット登録する順番も同じにして練習する。
練習時からその順番で繰り返し行う。そしてテストの際も練習時と同じ環境で行うのだ。
またスキャンやプリセット登録後に商品を別のカゴに移す際、カゴの中のどこに置くか練習を通してある程度決めておくとよい。
預かる現金の金額とお釣の金額も決まっているのであらかじめ頭に入れておく。
お客さんへのはじめの挨拶や最後の挨拶、商品名を読み上げる際は、なるべく早口で行いたい。