パートやアルバイトの勤務合間の休憩は、労働からの解放を保障する時間とされています。そのためパートタイマーやアルバイトの方は自由に利用することができるのです。一旦外出する・家に帰る・隣接するお店で買い物をするなどどこで・どのように過ごしても問題ありません。
休憩時間終了時に業務に戻れるような体制が整っていればOKです。
スーパーマーケットの従業員は、社員やパートの方、アルバイトの方も含めて、バックヤード内にある休憩室で休憩をとる方が多いですが、必ずしも休憩室で過ごす必要はないとうことですね。もちろん一旦外出して用事を足し、残りの休憩時間を休憩室で過ごすということももちろん可能です。
参考記事:スーパーのパート・バイトの休憩時間|何をしている?
休憩時間を休憩室で過ごす人が多いため、快適に過ごすことができないから外出するということもまったく問題はありません。
また休憩時間中であるのに、売り場内で何か緊急事態が発生したからといって、売り場に出て作業をする必要は本来はまったくないのです。例えば休憩時間中に急に来店客が増えたため、レジに応援に来てもらいたいと頼まれた場合でもそれに応じる義務はないということです。その他、バックヤード内で重い商品があるから代わりに台車に積んでもらえないかと頼まれても断っても問題がないということですね。
さらに休憩時間中に外出をしているとか休憩中に業務への応援の指示があったにもかかわらず、指示に従わないという理由で不利益な扱いをしたり、ペナルティを課すこともできません。
そのため店長やチーフ、先輩による休憩時間中の応援要請については、本当は問題があるといういうことですね。
以上、今回は休憩時間中、どこで・どのように過ごしても問題はないというお話しでした。
ーパートやアルバイトの方向けのトラブル相談に関する本です。-